さて。いつものように新しい一年が始まったのだ。これから3月までがものすごい勢い出過ぎていくのももうわかってる。かといってドキドキしないわけではない。それが一年のはじまりってやつだ。あはは。今日はずっと笑って、そして泣いていた。  
「黒猫白猫」はやっぱりとてもすばらしい作品。  
ひろこちゃんの父と母は想像以上に若々しくかっこよく、父なんか漁師みたな印象で、男らしく大好きなのタイプだった。あそこへ行くと仕事が始まるんだなって実感するよ。羽室さんの今年はとても楽しみだ。はっしんの落語最高。  
そろそろ仕事が始まっている雰囲気の街でした。  
連休が終わるまではすごいペースで生きている感じだ。これがずっと続くのも悪くないと思いながら年賀状を書くのだった。しかし今年は暖かい。本当に暖かい。ありがたい。  
 
彼らのおかげでとてもいやされた15分。出来れば連れて帰りたい気持ちだったけれどうちには水槽がない。しかも彼らを連れて帰るには500万円もかかるのだ。  
リコーーーー!今日はいい一日だったかな。  
 
 
日程決定。月末はひさしぶりに日本を離れる。彼女には感情がない。たぶんないわけじゃない。人間だから。けれど、喜びも怒りもさらりと流せる能力が、つらい人生を生きてきて、その才能を身につけなくては前に歩いていけなかったのだろう。だから平気なのだ。うらやましい反面、悲しい気持ちになる。感情がなくても感情があっても結局はすべて自分の決めたことだ。説明のしようがないと思う。  
本に囲まれてるってとてもしあわせ。ここにいる人もみんな同じ気持ちなのかしら。いい映画を観た後もやっぱりしあわせ。「善き人のためのソナタ」善いことは誰かのためではなく最後は自分の強さと豊かさになる。  
怒りが持続する人は普段は怒らない人なのか。と言うことはたまには本気で怒ったりすることはとても大事なのか。怒りのボーダーラインは人によって違うからそれも難しいのか。今日はとてもためになる日だった。新しいお姉さんにも出会えたし、ひさしぶりに会えた人たちも元気そうだったし。  
 
 
  今日は冬ソナの主題歌が何度も頭に流れる景色の場所に行った。騒がしい大阪のすぐそばにこんなにのどかで静かな大阪があるんだな。ここに住めば自分の知らない才能を発見できるかもしれないな。ねこのケーキ屋さんのタルトに感動しつつ、緑の中を散歩。RANIでインド料理だ。のぶんちで食べたサラダと同じ味のサラダだ!うちでも作ってみようと早速スパイス引っ張り出して和えるソースとタンドリー用の漬け液を作ってみる。パパドはダル豆で出来たインドのおせんべいみたい。スパイシーだわ。
  アルデンテなんか、アルデンテなんか!
  まっすぐに線を引く可能性はほとんどない。線を引く技術は知っているけれどそれをしてしまうことはわたしの意志に反することなのだ。かといって曲がった線だけではつまらないし見ていて不愉快だ。この微妙な感覚がとても難しい。
 

今日は、思いがけないプレゼントと、素敵な踊りと、泣ける言葉と、あたたかくて美しい涙に人間らしさを取り戻した気持ち。

  行くまでにすることはほぼ見えてきた。たった4日の休みだけどいざ休むとなるとなかなか大変なのね。髪の毛何とかしたいなぁ。向こうで切るか?もう少し伸ばしたい気もするしな。
ハプニングは大好きなので最近ハプニングが足りないと思ったら自分からハプニングを起こすのだ。
人生の先輩から聞く話は心の底からありがたいと思う。出発前に会いたい人たちに会えてうれしい。
  ではでは行ってきますよ。

 

ソウルは思っていたほど寒くなく。どこのあたたかい冬のようだ。でも先月の雪が残っていた。

そうか。韓国の携帯電話のはじまりは016だな。わかったぞ。きょんきょんの携帯につながらなかったのでまずいコーヒーを飲みながら待つ羽目になってしまった。メニューをよく見たらエスプレッソがあった。くそ。ソウルもずいぶんコーヒーのおいしい店が増えたとあとから聞いたのだった。景福宮までのばすは602-1で8000W。着いた日は相場が悪くてとても貧乏な旅になりそうな予感。景福宮からミニバスに乗ってきょんきょんちの前まで行ける。相変わらずいいところに住み家があってうらやましい。このあたりの商店街が大好きだ。仁寺洞も近い。荷物を置いたら立ち食いカルビの店へ行くのだ。

ちなみに。「広装市場」の名前は載ってる地図によって違ったりします。正式には「広蔵市場」らしい。

 

いいこと聞いた。ピタパやスイカみたいな便利なカードがある。今回からはそれを使おう。永久に使えるらしいしなくさなければ。25000Wでカードを買って50000Wチャージ。立ち食いカルビの店は日本人はわたしとまさやんだけみたいだ。おじさんがとても親切に肉を焼いて切ってくれた。赤身がとてもうまいぞ。青唐辛子もうまいぞ。まだ8時半だというのにもう肉がなくなって店を閉めそうな勢いだ。あーおいしかった。地下鉄とバスを乗り継いで帰ることにする。街の中に歴史的な建物が点在する素敵なソウル。見とれて歩いていると大きな石の置物にたっぷり引っかかって飛んだ。カメラもとんだ。右胸強打。あはははは。教保文庫の目の前だった。
そのあともう一軒、鍾路5街の屋台街へ行って緑豆100パーセントのチヂミを食べる。隣の男子と女子が声をかけてきて楽しく飲んだ。気さくだな。いいな。しかしいい加減言葉少しは覚えないとな。とりあえず帰りもバスで。酒とカラオケサイズのお菓子を買って(韓国ではバカでかい袋に入ったお菓子のことをこう呼ぶんだって)夜中の2時くらいまで話し込んでまさやんに数冊の本を借り、結局寝たのは3時半だった。

北朝鮮の鍋。おもしろい鍋の装置。おもしろい鍋の形。そして牛のおっぱい初体験。肺みたいにふわふわ系かと思ったらホルモンに近い感じのこりこりとした歯ごたえだった。だしはもちろん牛でさっぱり。最後は韓国麺でしめる。頼んでもないのにどんどんだしを足してくれるし相変わらず付け合わせのキムチなどは食べ放題だしいいぞ!ソウル!

ソウルタワーからの夜景は美しかった。タワーには登らなくても十分だ、アンテナショップのはがきに釘付け。閉店後だというのに日本から来たと行って強引に入らせてもらう、。ラッキー。6歳の男の子がかいたソウルタワーのポストカードを買う。

ハミルトンホテルは広かった。こりゃいいわ。地下には大浴場もあるし、パン屋も併設、コーヒーもあるし。

きょんきょんちの朝、と言うかもう昼だ。豆のごはんに牛の足で取ったスープ。濃厚すぎてもめなかった。豚骨かと思った。韓国料理の奥深さをまた知ったのだった。カキのパジョン、カキのキムチもおいしいなこりゃ。1年物のキムチに物足りなさを感じていたら「あんたは何人だ」と言われた。夕方に以前から会いたかった鉄の作家さんとごはんだ。そして初ソウルタワーだ。新しくなったらしい。とりあえず仁寺洞に行って乙支路4街にいって買い物する。仁寺洞は前回よりも街中もっとアートしてた。みんな楽しそうだ。なんで子供が多いのかと思ったらまだ冬休みらしい。韓国はこれからお正月。いつもの画材やさんでペーパーパレット買った。ここのが一番いい。きょんきょんは額を作ってもらうんだって。なかなかいいおじさんだ。わたしも縁があったらお願いしよう。乙支路4街は干し物天国だ。あー楽しい場所。

夕方、きょんきょんの友達と会う。車で来るそうでなんとごはん食べてソウルタワーに行ったあと、荷物をホテルまで運んでくれると言うではないか。泣ける。うれしい。もうすでに相当重いし。言葉がまったく通じないのが切ない。いつかどちらかの国の言葉で話せる日が来るだろうか。

 

三角地は鱈ストリートがあってうまいチゲを出す店がたくさんある。鱈の身だけの鍋は高めだけどわたしの好きなのはアラの方なので安く食べられるのだった。たくさんのったセリを一気に食べきると何も言っていないのにおばさんが足してくれた。韓国のお店はいつもこうだ。まるでうちで食べているみたい。「マシッタ」を連発していたらおばさんに「ため口かいっ。」ってあきれられた(笑。大通りの果てに日本家屋を発見。ソウルは探せば街中の至る所に戦争中の日本の野蛮さをまのあたりにすることがあって胸が痛い。スーパーも発見。マッコルリが安いなーしかし。

 

ホテル近くまで移動。このあたりは外国人が多く、いろいろな国の料理やバーなんかがある地域。最後にアメリカンなパブで乾杯だ。楽しい日々だった。ジュークボックスから流れる音楽もなんだか染みるよ。ナイトフィーバーを聴くと、これからここでのことを思い出しそうだ。生ビールがジョッキで2500Wだって。

今日は夜まで一人行動。さて。とりあえず梨泰院駅をはさんで両方向へ歩き倒してみよう。右に行く。たくさん食べ物屋があってほかのホテルもあって結構歩いていると、大きな美術館を発見。矢印に導かれるようにたどり着く。日本語通じないけど入館することが出来た。結構いい作品群で楽しかった。ここ。あとで聞いた話だと予約しないと入れないんだってほんとは。知らないって、強い。ありがとう美術館の人々。

反対方向へ歩くと革製品や旅行鞄、ブランドの靴や服のお店がいっぱい。ははに買う手袋を見よう。いいお店があったので物色。店のおじさんと相談しつつ決定したので値段交渉の末かなり負けてもらった。勝った。あとは本屋さんに行きたかったけれど荷物の整理をしていたらかなり時間を取られてしまい、約束の時間までホテルでのんびりすることにする。そうだ、下の風呂屋に行ってみよう。
起きたら4時半だった。下のカフェが開くまでごろごろみかんを食べて水飲んでこれを書く。一人だし荷物が多いから早めにここを出よう。バス停までベルボーイに荷物を運んでもらってお駄賃も上げよう。  
  あっという間の4日間だったな。きょんきょんたちとこんなにゆっくり話せたのは初めてだったのではないか。会うたびにいい女といい男になってる2人を見てうれしくなった。さてさて、早速仕事に取りかからなくては。いい休暇をもらえた。
  帰ってきたばかりなのに、またすぐに行きたくなるなぁ。
  気がつけば1月も終わりなのだ。3月までは本当に早いので気を抜けない。抜いているとあっという間に夏になってしまう。いや大げさでなく。意識を持って生活することはとても大事なことだ。
  恋をしている人はどうしてあんなにきれいなんだろう。2月になる。